窓、大きくするときのコツ

北九州の建築士 kobaです。

木造住宅のリノベーション。窓の位置や大きさを変えたくなるケースありますよね。窓は構造的には壁に開けた“穴”です。単純に穴を広げるのは危険です。今回は構造を維持しながら近い効果を出す方法についてのお話しです。

窓を広げる検討の過程を、落書きしてみましたので、ご覧くださいませ。

たとえば、この窓まわりの構造を透視すると。。。

柱と梁で、窓に重さを伝えないように守っていることがわかります。
梁が受けた荷重は柱を経由して土台、基礎に逃します。

構造を変更しなければコストを抑えられます。

この場合は、上下に伸ばせば構造を傷めず変更できますね。逆に幅を広げるのは大仕事。補強コストの負担が大きくなります。

窓を横に広げるのではなく「横に足す」のはいかがでしょう?

既存の窓と高さを揃えれば、一つの窓にしたような一体感を演出できます。

大きな窓に交換するより、窓を追加する方が安くできますね。

窓の工夫もいろいろ考えられます。

カウンターでつないだり、カーテンでまとめたり、2つのサッシを同素材でつないだり。

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